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2019.1.9

渋谷から新しい魅力発信 高級住宅地

(写真=PIXTA)
(写真=PIXTA)
渋谷と聞いて真っ先に思いつくのは、最近もハロウィーンの騒ぎが話題になったように、良くも悪くも人の集まることで知られるスクランブル交差点でしょうか。また、渋谷にはヒカリエをはじめとするファッション発信拠点が点在するほか、マークシティをランドマークとする藤田晋氏率いるサイバーエージェントをはじめ、GMO・DeNAなどが居を構え、「渋谷ビットバレー」とも呼ばれます。

こうした魅力が、多くの若者を渋谷に引き寄せるのかもしれません。ちなみに、道玄坂・宇田川町・神宮前といったエリアの地価は2,000万円/平方メートル前後で、銀座・丸の内エリアに次ぐ都内トップクラスの水準です。

閑静な高級住宅地としての渋谷

もう1つの魅力が、「都内有数の閑静な高級住宅地」としての渋谷です。23区内の住宅エリア(※)のうち公示地価が100万円/平方メートルを超えるのは16地点、渋谷・目黒・品川・文京と山手線沿線の南西部にほぼ集中し、うち渋谷区は半分以上の9地点(松濤・南平台・大山町・広尾など)を擁します。

※第1種・第2種低層住居専用地域(都市計画法により低層住宅を中心とした居住空間として、建ぺい率や容積率などが閑静な居住環境の維持が定められた地域)を抽出

人でごった返す繁華街のイメージが強いですが、住宅エリアも236ヘクタールと全面積の15%を占めています。その他、明治神宮周辺など全面積の1割以上が風致地区として指定され、緑地や歴史的エリアとしての環境が保全されているのです。

屈指の高級住宅地「南平台」

南平台は繁華街からそれほど遠くない南西高台に位置し、その公示地価は153万円/平方メートル、住宅エリアでは松濤に次ぐ第2位です。マンション・オフィスビルが立ち並ぶ旧山手通りや246沿道付近を外れ路地に入り込むと、そこは閑静な住宅街が広がります。大きなお屋敷に混じって、東京渋谷福音教会・カトリック渋谷教会やアラブ首長国連邦・マレーシアなどの大使館も点在し、外国人の姿も珍しくありません。南平台は、一般の高級住宅地とは格の違いを醸し出しているのです。

田園や雑木林が広がる南平台の開発が進んだのは明治以降、多くの著名人がこの地に居宅を求めました。歴史的・文化的にも価値ある建築が少なくありませんでしたが、その多くは空襲で失われてしまいました。西郷山公園がある場所は、かつて西郷隆盛の弟の従道(大河ドラマ「西郷どん」では錦戸亮が演じる)が邸宅を構えていた場所です。

建物そのものは、現在、愛知県の明治村記念館に移設され、当時の様式を今に伝えています。戦後になると、岸信介(安倍晋三首相の祖父)や三木武夫といった総理大臣経験者も邸を構えました。三木氏の屋敷は記念館として残り、毎年12月23日の天皇誕生日には餅つき大会が行われます。

さらに生まれ変わり続ける渋谷の魅力

一方、住宅街の周縁部エリアでは再開発事業が進んでいます。この付近、246から道玄坂上に向かう地域は今までいくつかのオフィスビルが立ち並んでいましたが、「南平台プロジェクト」により、地上21階、延べ床面積約5万平方メートルにおよぶ4棟共同の大規模ビルに生まれ変わります。住まいの出物が少ない南平台周辺ですが、この地域にも2007年以来、11年ぶりに分譲マンションが登場します。

「ザ・パークハウス渋谷南平台」の販売予定価格は約1~7億円ですが、50代の富裕層だけではなく、ビットバレーにも徒歩で行けるアクセスの良さから、若年層の注目も集めています。パークハウスは利便性に加え車寄せにポーターを常時貼り付け、住人は車の出し入れにわずらわされないなどサービスも最高レベルです。

変わりつつあるのは、南平台エリアだけではありません。クリエイティブ産業の拠点・若者カルチャーの発信スポット・閑静な住宅地とさまざまな顔を持つ渋谷では、終戦直後以来とも言われる延べ89ヘクタール、9プロジェクトもの再開発事業が進んでいます。長年の懸案だった「徒歩での移動の不便さ」も解消し、渋谷はさらなる魅力を創出する街として生まれ変わり続けるのです。
 

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