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2018.9.5

世界一のお金持ちも受けたと注目の「モンテッソーリ教育」とは 

(写真=Sharomka/Shutterstock.com)
(写真=Sharomka/Shutterstock.com)
子どもに良い教育を与え、立派に育ってほしいと願うのは親心としては当然のことでしょう。一方で、どのような教育の機会を提供すべきなのかは、大きな悩みでもあります。そこで、一つの参考ともなるのが「モンテッソーリ教育」です。耳慣れない教育法かもしれませんが、世界中で活躍する人材が、この教育を受けてきた経緯があり、その成果は実証済ともいえるでしょう。

モンテッソーリ教育の経験者は世界的なビジネスマンから10代の天才棋士まで

Amazonの共同創設者のジェフ・ベゾス、Google共同創業者セルゲイ・ブリンといった世界のビジネスを牽引するエクゼクティブ達が受けてきた教育法こそが、モンテッソーリ教育です。国内でもこの教育を受け10代にしてプロの厳しい世界で活躍しているのが、将棋の藤井聡太棋士です。早熟の才能を見せつけ、将棋界で一気にスターダムにのし上がった軌跡は、日本中の注目を集めました。その藤井棋士が受けた教育ともなれば、少し身近に感じるとともに、興味もわいてくるのではないでしょうか。

モンテッソーリ教育は、イタリアの医師マリア・モンテッソーリ博士が考案した教育法であり、子ども自身には自分を育てる力が備わっているという自己教育力が存在するという前提に立っているのが特徴です。「自立」「有能」「責任感」「思いやり」を十分に養い、生涯学び続ける姿勢を持った人間を育てることを目的としています。

日本では、教育が自由化されていないため、就学前の乳幼児時期に教育プログラムを取り入れているところが多いです。その中で、0~3歳を前期、3~6歳を後期に分け、それぞれの発達段階に合わせて教育環境を整えます。まず、0~3歳までの前期は、最も吸収力が強く、社会生活に適応していく重要な時期です。子どもの自己教育力を発揮させるため、7つの分野で教育環境が用意されます。

1.粗大運動の活動
2.微細運動の活動
3.日常生活の練習 
4.言語教育 
5.感覚教育 
6.音楽 
7.美術

なじみが薄そうな項目を補足すると、粗大運動は、ずり這いから歩行までの運動です。微細運動は「握る」「落とす」「たたく」など手や指を使った運動になります。この2つの運動が複合的に合わさったのが日常生活の練習になるのです。次に3~6歳までの後期は、前期の間に無意識に吸収した能力を意識的に整理していく時期となります。

その意識を芽生えさせるために5つの分野で教育環境が用意されます。

1.日常生活の練習 
2.感覚教育 
3.言語教育 
4.算数教育 
5.文化教育 

この時期の日常生活の練習は、子どもはできないのではなく、やり方を知らないという前提に立ちましょう。「はさみで切る」「洗濯をする」など実生活と密接に関連する活動のやり方を伝えます。また、算数教育では単純に数を唱えるだけではいけません。数量が具体物で表現され、手で扱えるようになっているほか、文化教育では小学校の理科・社会科に相当する植物、歴史、地理などにおける分野で子どもの興味の種を可能な限り多くまくことを目的にします。

気になるモンテッソーリ教育の費用ですが、その一例を紹介しましょう。「日本モンテッソーリ教育総合研究所付属の子どもの家」で実施される2歳半から就学前までの幼児部は、週5日、4月から翌年3月までのプログラムで、入園料21万6,000円、教育料は月額5万1,840円です。このほか、選考料5,100円、施設料年間7万2,360円が別途かかります。

幼児教育の重要性はすでに広く認知されています。さらに一歩進んで、「自立」「有能」「責任感」「思いやり」を養い、生涯学び続ける姿勢を持った人間を育てたいという場合もあるでしょう。これらの教育方針に共感するならば、子どもにモンテッソーリ教育の機会を授与してみてはいかがでしょうか。
 

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